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防音室 事例・施工例集TOP > アイ・ミュージックスクール 代表 関昌夫さん
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ヴォーカル、ギターを始め様々な楽器の楽しさを教える「アイ・ミュージックスクール」。2007年5月、長野市にオープンしたこの音楽教室のレッスン室について代表の関昌夫さんに詳しく伺った。 アイ・ミュージック・スクール

もくじ
  1. 関昌夫さんについて
  2. 「アイ・ミュージックスクール」について
  3. 完成したレッスン室の概要
  4. 使って実感した「KSAパネル」の有用性
  5. 今まで見てきた防音室の問題点
  6. 一般の工務店では絶対出せない防音性能とは
  7. 環境スペースとの出会い
  8. 他社との比較検討
  9. 環境スペースに決めた理由
  10. 体験会で実感した抜群の防音性能
  11. 専門知識の豊富なスタッフ
  12. 営業担当者の実直な人柄
  13. 音楽教室を設計する場合のこだわり
  14. これから防音室を作る方へのアドバイス
  15. 環境スペースに期待すること


■ 関昌夫さんについて

-- まず、関さんご自身についてお話しください。 

「アイ・ミュージックスクール」代表の関昌夫です。17年間、大手楽器販売店での店長や有名音楽教室の運営の仕事に携わってきました。そうした中で、自分でも「大人が楽しみながら学ぶことができるような音楽教室を作りたい」と思うようになり、今年「アイ・ミュージックスクール」を設立しました。私も趣味でギターとウクレレを演奏します。 

■ 「アイ・ミュージックスクール」について

-- 「アイ・ミュージックスクール」についてお聞かせ願えますか。

ミュージックスクール今年の5月にJR長野駅から徒歩5分ほどのビルの1Fにオープンしました。
コースには、ヴォーカル、ピアノ、ギター、サックス、フルート、ラテン・パーカッション、ソング・ライター、トロンボーン、ウクレレがあります。
個人レッスンが中心で、20〜40代の大人を対象に始めました。レッスンは夕方以降になりますので、レッスン以外の時間帯はレンタル・スタジオとしてお貸ししています。

■ 完成したレッスン室の概要

-- どんなレッスン室を作られたのですか。 

隣り合わせになった二つのレッスン室で、スタジオAが約6u、スタジオBが約7uです。
二つのスタジオ間の壁がD65というハイレベルな防音性能を持っています。
さらに詳しく言うと、ロビーとスタジオ間ではD50。防音扉はD40。防音窓がD45です。

防音性能音場(※1)がとてもよく、KSAパネル(※2)で自由に響きを変えられるので、どんな楽器にも対応した響きを作れます。

-- 工期はどのくらいですか。 

約3週間弱です。内装だけは地元の業者に頼んだのですが、それを入れても約3週間。予定より早く出来ました。
※1 音場(おんじょう)
音波が発生する空間のこと。
一般的に室内の音の環境は部屋の形や材質、置かれている物の位置や形に影響されて微妙に変化する。
様々な要素が音場を作る。


※2 商品名「KSAパネル」
環境スペースのオリジナル。重低音の吸音を目的とした吊り下げ式音響調整パネル。
部屋の大きさや目的に応じて残響時間の調整が簡単にできる。
吊り下げ式なので自由にパネル同士を移動できる。詳しくはこちら
 


■ 使って実感した「KSAパネル」の有用性

-- 完成した防音室を実際お使いになっての感想はいかがですか。 

KSAパネル遮音性がとにかく素晴らしいです。
また、KSAパネル(吸音パネル)で自在に音の響きを変えられるところも気に入っています。

-- KSAパネルはどのようにお使いですか?  

それぞれの部屋に7枚ずつ使っています。
ピクチャーレールにかけるだけなので、
取り付け・取り外しが簡単で、とても便利です。

たとえば、先日、クラシックのピアノ専攻の方にスタジオをお貸しした時には、「このままでは響き過ぎる。デッド(※3)な方がいい。」とのご要望だったので、普段設置しているパネルに2枚プラスして9枚使用しました。簡単にデッドな空間を作り出すことが出来ました。

逆に弦楽器や管楽器、ヴォーカルなどの場合にはパネルを減らして響きを増やします。
これは、少し響きがあった方が演奏していて気持ちがいいからです。

市販の防音ボックスだと吸音性がかなり高いために、響きが少なく、ピアノやパーカッションの人にとっては使いやすい。でも反対に、ヴォーカルの人は声を張り上げるので、喉を壊してしまうことがあります。

また、防音工事をするにしても、普通なら持ち主の使う楽器に合わせて、最初に吸音性のレベルを決めてしまうでしょう。それが環境スペースの防音室なら、KSAパネルを使えば、後からどんな楽器にも合わせられる。これは私にとって大きな魅力でした。

※3 デッド: 響きのない状態。

■ 今まで見てきた防音室の問題点

-- 関さんは職業柄、今まで音楽教室を始め、ミュージシャンの方や生徒さんの防音室など、
いろいろな防音設備を見て来られたのではないでしょうか。これまで見ていらした防音室は
いかがでしたか。


どれも帯に短し、襷に長しといった感じで、私のニーズにぴったり合うものが
ありませんでした。価格と品質がつりあわなかったからです。

たとえば、親しい知人のところでは、大手楽器販売店A社の防音室を使っていました。
いえ、正確に言うと、A社製の防音パネルなど部材を使って、施工は地元の工務店に頼んで作った防音室でした。「施工もA社に頼むととても高くつくから」という理由でしたが、部材だけ
使っても意味がありません。私はA社の防音性能を評価しています。
でも、施工が違っていては本来の防音性能を出すことはできませんでした。

■ 一般の工務店では絶対出せない防音性能とは

-- なぜ、一般の工務店の施工ではいけないのですか。
  

防音専門の会社には、施工にも専門のノウハウがあるはずです。
一般の工務店にはそれがありません。

たとえば、A社の防音パネルと防音扉を使ったとします。扉や窓などの開口部は、一番音漏れの原因になりやすいところです。これを一般工務店が普通の住宅と同じ工法で取り付けても、どこか隙間が開いてしまうと思います。そういうひとつひとつの細かいところから遮音性能が落ちてゆきます。

また、とりあえず遮音はできても、音場が悪いケースが多い。響きが悪かったり、変な響きが出たりします。これは、一般工務店には各楽器に対応する吸音(※4)の考え方がないせいです。

音楽家が使う防音室としては、単に遮音するだけではダメです。使う楽器に合わせたよい響きの得られる部屋を作るためには、吸音も考えなければならない。それには、音響のプロの知識が
必要になってきます。ただ住宅を作っている一般工務店に、そこまで求めるのは無理でしょう。
※4 吸音
一般に遮音(防音)と吸音を混同する人が多いが、まったく違う現象。
不快な反響を減らし、音をコントロールする役目をするのが吸音。
一方、遮音は単に音の大きさを抑える事だけを目的としたもの。
音楽向けの部屋には防音よりも吸音が重要である。


■ 環境スペースとの出会い

-- 環境スペースのことはどこでお知りになりましたか。

インターネットです。「防音室」で検索したら、トップに出てきました。
前の職場の関係で、防音業者の心当たりもいくつかありましたが、防音室は大きな買い物です。
車や住宅に近いものがある。とことん追究して、自分で納得のいくものを選びたいと思いました。

■ 他社との比較検討

-- 他に検討された会社はありますか。   

はい、他に3社あります。
元勤務先である大手楽器販売会社A社、同じく大手のB社、インターネットで調べたC社です。
検討した会社はすべて東京でしたが、ショールームに直接足を運ぶなど、実際に自分の耳で
防音性能を確かめて回りました。

A社は性能面では合格ラインだが、フリープランとなると高い。大手のB社は安いが、防音性能はいまひとつ。C社はHPだけがよかった。実際見に行ったら、価格は安いがプランは箱型のユニットだけで、防音性能も低かった。

最後に、予算面で見合う「B社と環境スペースが選択肢に残りました。
価格をとるか性能をとるかで迷った挙句、結局環境スペースに決めました。

■ 環境スペースに決めた理由

-- 環境スペースに決めた理由は何ですか。 

三つあります。防音性能のよさ。スタッフが防音についてくわしいこと。
それに営業担当者の実直さです。

■ 体験会で実感した抜群の防音性能

-- 順番にお聞きします。まず、防音性能はどのようにチェックされたのですか 。

防音体験会に参加しました。環境スペースはとにかくモノがよかった。遮音性も外観もです。
普通、防音ボックスや狭い防音室では、音響面で当然無理が出てきます。よい響きを得ることができません。でも、環境スペースの防音室は違いました。音場が抜群でした。
体験会での防音室のイメージが強く頭に焼きつきました。

■ 専門知識の豊富なスタッフ

-- 次に、スタッフが防音について詳しいとはどんなことですか。

電話で話しただけでも、相手が防音について熟知しているなぁということがわかりました。
そして、こちらが悩んでいる点を的確につかんでくれた。
防音の専門家なのだという信頼感が湧きました。
また、電話に出た方だけでなく、担当営業の方も、大学で建築学の音響の分野を専攻したと
聞いています。そういう専門家がスタッフにいてくれることが心強いですね。

逆にA社などは大手ですが、専門ではない、勉強していないなぁという感じを受けました。

■ 営業担当者の実直な人柄

-- 三つ目の、営業マンの実直な人柄とは具体的にはどんなことでしょう。

物件が決まったときすぐに飛んできて現地を測定し、正式に見積もりを出してくれました。

そのときはまだB社と迷っていました。防音性能が少し劣るB社を選んで3部屋にするのか、
防音性能にこだわって環境スペースを選び2部屋にするのか、非常に悩みました。
そういうときにパッと来てくれると心が動きますね。あの時来てくれなかったら、B社を選んでいたかも。(笑)

また、使う楽器に合わせて、防音性能を調整できるプランを提案してくれました。
こちらの求めに誠実に対応してくれます。


■ 音楽教室を設計する場合のこだわり

-- レッスン室設計の際に特に要望されたことはありましたか。 

隣り合った部屋同士の遮音を強化することと、ピアノ室のフィックス窓です。

防音窓まず、スタジオA・B間の防音性能を特に高いものにしてもらいました。アイ・ミュージックの場合、同じ時間帯に様々な楽器を使います。たとえばピアノと管楽器など別々の楽器を隣同士で使うとき音漏れが気になるので、隣接した壁のD65は必須でした。

また、ピアノの部屋は歩道に面しているので、
楽しそうなレッスン風景が道行く人に見えるように窓をつけました。教室の宣伝になるという意図からです。

■ これから防音室を作る方へのアドバイス

-- これから防音室を作る方へのアドバイスをお願い致します。 

まず、自分でこだわってみることをお勧めします。100%業者に任せるのではなく、自分自身も防音性能について少し勉強してみる。そうすると各社を検討したときに、見えてくるものが違うと思います。

そして、体験会やショールームなどに足を運んで、自分の目と耳で確かめてみることが
大切だと思います。


■ 環境スペースに期待すること

-- 環境スペースに今後期待することがありましたら、お願いします。 

これからも、音楽をやっている人たちが納得できる防音室、楽器を演奏するのが気持ちよくて、
楽しい気分になれるような防音室を作り続けてください。


お忙しい中、有り難うございました。
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